7/31,8/1,8/2と音楽監督田代先生による今期初練習でした。がっつりと目指す方向を指示いただいた大変楽しく有意義な時間でした。総括を練習監督兼ライブラリアンのkensakuuより報告。
芥川也寸志/トリプティーク
弦楽合奏の曲としてとても魅力的な作品。プロコフィエフやショスタコービッチ似の響きで、バシッと決まるとかっこいいな。
とにかくタテをあわせるのに精いっぱいの現状。響きに透明感が生まれればいいのだが。
モーツアルト/交響曲第35番「ハフナー」
やはり田代先生の要求は高いものであった。古典派の作品は音程によりシビアであるが、それよりも音色の変化をどこまで作れるかがこの作品に対する課題であろう。特にモーツアルトの作品の特徴である短調部分の音色づくりが重要であろう。それにしても終楽章のプレストはホントに速いね。VnとCbパートがんばれ。
モーツアルト/歌劇「フィガロの結婚」序曲
大変なじみのある曲ながら、演奏するとなると極めて難易度の高い作品である。力みを一切抜いて軽く軽くが、この曲の演奏上のポイントである。8分音符の下降音階がどうしても乱れる。本番までにはどうにかしなきゃ。
サン・サーンス/チェロ協奏曲第1番
今回はソロパートを抜いての練習。ソロが大きくテンポを揺らすことを想定しての練習ではあったが、各パートともついていけず、インテンポでの練習に途中から変更となった。唯一のフランス作品であるこの曲に対して、田代先生は音の出だしについて特に注意するようとの指導をいただいた。それにしても室内楽的なこの作品、我々の編成に丁度いい感じ。
秘密のアンコール曲
果たして3名は要するこのパーカッションパートを一人でこなせるのかしら?大森さんがんばれ。
ピンバック: マエストロ練 « 大度室内楽団